こんにちは、猫OLです。
2018年アカデミー賞 長編アニメ部門、楽曲賞受賞の『リメンバー・ミー』が、日本でいよいよ公開しました。TOYストーリー監督で、半年ほど前から広告していたので、とても楽しみにしていました。実際に見たところ、音楽も素晴らしいですが、メキシコの独特な色彩づかいからなる映像美も素晴らしかったので、是非劇場で見ることをお勧めします。
ストーリーは、メキシコの「死者の日」に起きた、少年の夢と家族の物語。米国のタイトルだった『coco』は主人公の少年の曾祖母の名前です。『coco』は物語の上、とても重要な役割です。と同時に、少年と一緒に冒険をするヘクターも鍵を握る人物です。詳しくはネタバレになりますので、段階を経てご紹介します。
見た後にとても幸せな気分になれる『リメンバー・ミー』をご紹介します。
<目次>
- 1.『リメンバー・ミー coco』みどころ
- 2.『リメンバー・ミー coco』登場人物
- 3.『リメンバー・ミー coco』あらすじ前半(※ネタバレなし)
- 4.『リメンバー・ミー coco』あらすじ後半(※ネタバレ)
- 5.『リメンバー・ミー coco』感想
- 6.『リメンバー・ミー』を観る前に1800円をもらいましょう
1.『リメンバー・ミー coco』みどころ
①みどころ:ミゲルへの2つの呪い
「僕は呪われている」ディズニーらしからぬ、冒頭セリフで始まる『リメンバー・ミー』。僕とは、主人公の少年ミゲルなのですが、ミゲルには2つの呪いが掛けれています。
呪い1:家族の鉄の掟「音楽禁止」
呪い2:身体が生きている人間から見えない
⬛「2つの呪い」については以下記事にまとめました
②みどころ:アカデミー賞受賞の歌の魅力
日本版はシシド・カフカと東京スカパラダイス・オーケストラがエンディングソングを担当しています。
ミゲル役の石橋陽彩くんの歌が上手くてびっくりです。
③みどころ:メキシコの極彩色の世界
メキシコの独特の色彩なのでしょうか、カラフルな映像がとても美しいです。
「死者の日」の文化は、始めて知りましたが、日本のお盆のような文化で、亡くなった家族を祭る日です。日本からはなかなか知ることのない、メキシコの異文化「死者の日」もみどころのひとつです。
⬛『死者の日』についてまとめました。
2.『リメンバー・ミー coco』登場人物
・ミゲル(石橋陽彩):主人公の音楽が好きな少年
・ヘクター(藤木直人):ヘタレな詐欺師
・デラクレス(橋本さとし):メキシコの国民的歌手
・イメルダ(松雪泰子):ミゲルの高祖母。音楽家の夫に捨てれ、靴職人となり
・エルダ:ミゲルの祖母。ミゲルを溺愛する一方、好きな音楽に激しく反対する。
・ココ:曾祖母。物忘れが激しくなっている。
・ダンテ:ミゲルの飼うとぼけた犬。
3.『リメンバー・ミー coco』あらすじ前半(※ネタバレなし)
①あらすじ:僕は呪われている
「僕は呪われている。」主人公ミゲルの家族のエピローグからはじまります。
ミゲルのひいおばあちゃん、イメルダは旦那さんと娘と三人で暮らしていました。しかし、音楽で身をたてるため、旦那は家族を捨てて家をでてしまいます。残されたイメルダは娘を養うために、旦那を奪った音楽を一切排除して、靴の作り方を学びます。娘は大きくなり、子供たち一族は靴職人になります。一家の鉄の掟は「音楽禁止」。
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②あらすじ:音楽好きの少年ミゲル
そんな一族に生まれた少年ミゲルは、「音楽が大好き」。しかし、家族から音楽を禁止されています。ミゲルは、メキシコの大スターのデラクレスに憧れていてます。広場で靴磨きのバイトをしながらギターを購入して、隠し部屋でこっそり練習していました。
ある日、「死者の日」の音楽コンテストがあることを聞き、参加したいと家族に言いますが、大反対されます。 家族の写真が飾られた祭壇で落ち込んでいると、ひいおばあちゃん・イメルダ一家の写った写真を落としてしまい、写真盾を割ってしまいました。写真を取り上げると、家族を捨てた旦那さんの写真の今まで見えていなかった部分が現れます。顔は切り取られて誰かはわかりませんが、手に握っているのは憧れてなデラクレスのギター。ミゲルのひいひいお爺さんは、国民的歌手の「デラクレス」だったのです。
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③あらすじ:死者の日
自分に国民的歌手の血が流れていることを知ったミゲルは、再び「死者の日の音楽コンテスト」にでると家族に宣言しますが、おばあちゃんのエルダにギターを割られてしまいます。
ミゲルは広場に向かい、ギターを貸してくれる人を探しますが誰も相手にしてくれません。そこでミゲルはデラクレスの記念館に入り、ギターを拝借しようとします。それに気づいた人たちが建物に入ってきます。しかし、ミゲルは見えず、身体をすり抜けてしまいます。「自分の身体に何が起きたのか⁉️」そんな時、自分にぶつかる人たちがいました。それは人でなく「骸骨」だった。その骸骨たちは、ミゲルの亡くなった家族たちでした。
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③あらすじ:ヘクターとの出会い
ミゲルは骸骨たちと「死者の国」に向かいます。「死者の国」へはマリーゴルドの花びらでできた橋を渡っていきます。
「死者の国」から「生者の国」へ行けるのは、「生者の国」の祭壇に自分の写真が飾られた人のみ、ミゲルのひいおばあちゃんのママ・イメルダは、何故か渡ることができません。その原因はミゲルが写真を持ってきてしまったことにありました。ミゲルが「生者の国」に戻る方法は「家族の許しを得ること」と教えられます。ママ・イメルダは早速許しを与えますが、戻る条件として「音楽を辞めること」とします。ミゲルは反発します。そして、思いついたのは、「ひいおじいさんのデラクレスに許しをもらう」ことでした。その場を逃げ出したミゲルは、詐欺師のヘクターに出逢います。ヘクターは取り調べで「デラクレスの知り合い」と言っていたため、デラクレスに合わせるよう頼みます。
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④あらすじ:デラクレスに会いに
「デラクレスに会わせること」との引き換え条件としてヘクターが提示したのは、「生者の国に戻り、ヘクターの写真を祭壇に飾ること」でした。
ヘクターとミゲルは、家族の追跡を交わしながら、デラクレスに相手に向かいました。デラクレスはその日の夕方サンセットコンサートをする予定なので、まず向ったのはリハーサル場です。しかし、リハーサル場には居なく、セレブを集めたパーティーに居ること、パーティーへは招待客しか入れないが「音楽コンテスト優勝者」は招待される、という情報を得ます。その場にヘクターの知り合いミュージシャンがいて、ヘクターのことを「チョリソー」と呼びます。ヘクターの死因は「チョリソーを喉に詰まらせたこと」と知りました。ヘクターは「チョリソーの食中毒で死んだ」と言います。
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⑤あらすじ:忘れられらるということ
ヘクターはミゲルが「音楽コンテスト」に出場するため、ギターを借りようと、ヘクターの棲み家に行きます。ヘクターに「兄弟、親戚」と声をかける住人たちですが、皆独り身で忘れ去られた人たちだと言います。ヘクターは知り合いの男性の元に訪れます。男性はもう自分は消える。ヘクターの曲を聞きたい。と言います。ヘクターはギター🎸を手にとり歌い始めます。ヘクターは元ミュージシャンでした。男性はヘクターの歌を聞くと、消え去ります。「生者の国」で忘れ去られれると、「死者の国」から消え去る運命で、その先どこに行くかは分からない「第2の死」と呼ばれていると言います。
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⑦あらすじ:ミゲルのコンテストデビュー
ミゲルはギターをもらい、コンテストに向かいます。しかし、人前てま歌ったことがないので緊張してしまう。ヘクターは優しく、リラックス方法を教えます。
いよいよミゲルの出番になります。ミゲルは緊張して声がでませんでしたが、振り切って叫び、ノリノリで歌います。ヘクターも参戦し、大成功しますが、ミゲルの家族たちに見つかりそうになり、逃げ出します。
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4.『リメンバー・ミー coco』あらすじ後半(※ネタバレ)
⑧ネタバレ:デラクレスのパーティーへ
ミゲルは諦めずに、デラクレスのパーティーになんとか忍び込もうとします。音感コンテストで優勝したミュージシャンたちに出逢い、トランペットに隠してもらい、パーティーになんとか忍び込みます。しかし、大スターのデラクレスの周りはすごい人だかりで、近づくことができません。
ミゲルはギターをもって歌いだし、デラクレスに近くことに成功します。デラクレスに「あなたのひ孫だ。」と言い、歓迎されます。そこにヘクターが現れます。ヘクターとデラクレスは知り合いでした。ヘクターが作曲し、デラクレスと組んでいました。デラクレスはヘクターの死後に曲を独り占めします。そのため、ヘクターは皆に知られることなく、忘れ去られます。
その話をしている時、デラクレスの出演映画が流れていました。そのシーンとそっくりの体験をしていたことを思い出すヘクター。
それは、ヘクターがコンビを辞め、家族の元に帰ると言った時に、デラクレスが引き留め飲み物を別れの杯と言って渡します。ヘクターはその後、具合が悪くなりました。デラクレスは「チョリソーの食あたりでは?」と言いましたが、その後ヘクターは亡くなりました。
ヘクターを殺したのは…デラクレス?
ミゲルにも衝撃が走ります。ヘクターはデラクレスの警備員に連れていかれました。ミゲルは、ヘクターから預かっていた写真を取り上げられてしまいます。デラクレスは醜聞をはあっという間に広がるので「生者の国」に知られたくないと言い、ミゲルを拘束します。ミゲルは地下洞窟に落とされてしまいます。
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⑨ネタバレ:ヘクターの過去
ミゲルは地下洞窟で、ヘクターと合います。ヘクターは自分の過去を語りだします。ヘクターには娘がいて、娘と妻を置いて家を出たこと。娘な名前は「ココ(coco)」と言うこと。
「ココ(coco)」はひいおばあちゃんの名前だ❗と言うミゲル。そう、ヘクターはミゲルのひいひいお祖父さんでした。
国民的名曲「リメンバー・ミー」はヘクターが、ココcocoのために作った歌でした。
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⑩ネタバレ:復讐
ミゲルたちは、地下洞窟に落とされていて、自力では出られませんが、ママ・イメルダが助けに来てくれます。ママ・イメルダに許しをこうヘクターですが、「絶対に許さない」と言われます。そんな中ヘクターは、体が消えかけていきます。唯一ヘクターを知る、ココ(coco)がヘクターのことを忘れかけているためです。
ミゲルたちは、ヘクターを救うため、写真をデラクレスから取り返すために、デラクレスのコンサートに向かいます。デラクレスのコンサートへはリハーサルで知り合った女性の協力で潜り込みます。デラクレスを追い詰めるミゲル一家。デラクレスから写真を奪いかですが、ママ・ココがデラクレスがコンサートで登場するための装置に、誤って乗ってしまい、デラクレスを待ち受ける観客たちの前に、登場してしまうことになります。
ママ・イメルダは、昔とった杵柄で、デラクレスの名曲(本当はヘクターの曲)を歌います。デラクレスや追っ手に迫られながら、ミゲルに許しを与えら「生者の国」に戻そうとしたとき、デラクレスが現れ、ミゲルを建物から突き落とします。再びコンサートに戻るデラクレスですが、大ブーイングがおきます。「ヘクターを殺し曲を奪ったこと。ミゲルを突き落としたこと。」すべて観客の前に映像として流れ、デラクレスの悪事は皆の知るところになりました。
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⑪ネタバレ:ココ(coco)
建物から落ちていくミゲルを助けようとしたのは、飼い犬のダンテでした。しかし、力は及ばない…という時に、ママ・イメルダの乗った猫の怪物が現れ助けます。しかs、ミゲルは写真を落としてしまします。ミゲルはママ・イメルダから「家族を大事にする」という条件の元、「生者の国」に戻ります。
ミゲルはココ(coco)おばあちゃんの元に駆け付け、ヘクターを思い出すように写真を見せますが反応はありません。「リメンバー・ミー」を歌うと「お父さん…」と言い、意識がはっきりします。
そして、少し時間がたった「死者の日」。デラクレスの悪事、名曲の作曲者はヘクターであることは皆の知るところになり、ヘクターの墓にはたくさんの人が訪れています。ミゲルの家でも、ヘクターの写真を飾っています。その中に新たに「ココ(coco)」写真も飾られるのでした。死者の国では、ヘクターとマダム・イメルダ、ココ(coco)の一家が幸せそうに過ごしています。そして、マリーゴールドの橋を渡り、ミゲル一家のもとに向かうのでした。
End
5.『リメンバー・ミー coco』感想
おすすめ度:★★★★☆83点
安心して観られるストーリー。最初、ミゲルの夢に反対する家族に、イライラしてしまいましたが、円満に終わり、家族に会いたくなる。ストーリーは予想できる範囲内ですが、満足しました。
私は映像の美しさと、メキシコの「死者の日」という、馴染みのない文化が新鮮で良かったです。
2018年公開映画の中では、私の個人ランキング2位です。
1位:グレイテスト・ショーマン 92点
2位:リメンバー・ミー 83点
3位:シェイプ・オブ・ウォーター 78点
■ネタバレ感想『グレイテスト・ショーマン』
■ネタバレ感想『シェイプ・オブ・ウォーター』
6.『リメンバー・ミー』を観る前に1800円をもらいましょう
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※2018年3月5日時点の情報です。