半魚人【シェイプ・オブ・ウォーター】聖なる猫殺し|2018年アカデミー賞


f:id:cocoamile:20180306220216j:image

 

こんにちは、猫OLです。

2018年3月5日発表のアカデミー賞では、『シェイプ・オブ・ウォーター』が見事三冠(作品賞、監督賞、音楽賞)を受賞しました。

 

シェイプ・オブ・ウォーター』のみどころ、あらすじ、ネタバレ、感想は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

シェイプ・オブ・ウォーター』監督の作品を以下の記事でランキング形式でご紹介しています。

 

 

この記事では『半魚人』は何者かについて、掘り下げてご紹介します。

 

<目次>

 

 

1.『シェイプ・オブ・ウォーター』半魚人って⁉️

 

アマゾンから、アメリカに研究のために連れて来られた未知の生物です。アマゾンでは『神様』として崇められていました。目がくりっとして、細マッチョでスタイルが良く、野性的なイケメンです。

 

〈半魚人プロフィール〉

・性別:男

・身長:192cm(中の人、ダグ・ジョーンズの身長です)

・年齢:不詳

・特技:傷を治せる、水中でも陸上でも息ができる、銃で撃たれても平気

・性格:野性的、プライドが高い

 

 

2.『シェイプ・オブ・ウォーター』半魚人を演じているのは誰⁉️

 

シェイプ・オブ・ウォーター』半魚人の中の人はこの方、ダグ・ジョーンズなんと、57歳です。とてもお若く見えます。少年のような容貌です。身長は驚きの192cm。

 
f:id:cocoamile:20180306225316j:image

出典元:eiga.com

 

ダグ・ジョーンズは、ギルレモ・デル・トロ監督の作品には無くてはならない、特殊メイクの中の職人さん。『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』などで活躍しています。

 

 

3.『シェイプ・オブ・ウォーター』半魚人はどうやって作っている⁉️

 

監督のギルレモ・デル・トロは、クリーチャーに並々ならぬ愛情を注ぐ人物として知られています。ギルレモ・デル・トロ監督が発案し、60人近くの職人達でこの特殊なスーツを手掛けました。また、アカデミー賞メイク部門を受賞した、辻さんもスーツ作りに一役買っているそうです。

 

出典元:I,m family official 


f:id:cocoamile:20180306223200j:image

 

4.『シェイプ・オブ・ウォーター』猫殺しとは⁉️

 

シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人は、神のような神々しさ、男性としての逞しさ、生まれたての赤ちゃんのような可愛さといった、色々な魅力的な側面を持っています。

 

その一つに野性動物のような荒々しさの側面もあります。それは、主人公のイライザが研究所から自宅に半魚人を移した翌日、半魚人は、隣に住む老人、ジャイルズの飼っている猫に威嚇され、食い殺すシーンで現れます。猫の映像はチラリとしか写りませんが、二目と見られない姿になっています

 

半魚人は、優しくしてくれた人には優しさで返すけれど、自分に攻撃的なものには容赦しない習性があるようです。彼の攻撃方法は、噛みつくことです。歯が映るシーンはないのですが、牙のような鋭い歯を持っていてもおかしくない、攻撃力です。

 

神のような、野獣のような『半魚人』は、最後にイライザに「with me」と一緒にいることを願います。

最後まで謎多き半魚人でしたが、一人の女性を愛する男性に最後はなったのかも知れません。

 

こちらもおすすめ『グレイテスト・ショーマン