ドラマ【陸王 第8話】ブラック名言「優秀な名馬には優秀な当て馬が必要だ。」|あらすじ&ネタバレ


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こんにちは、猫OLです。

陸王も佳境に入ってきました。熱い男 松岡修造が演じる御園が、「こはぜ屋」 を買収する話がきたところで終わりました。『陸王 第8話』は、限界な状態の中でも前を向いて、周りを大事にする「こはぜ屋」with陸王チームに癒されました。前回よりも悲壮な状態なのに希望を失わない、そんな『陸王 第8話』をふりかえってみます。


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1.【陸王 第8話】あらすじ

ランニングシューズ「陸王」製造の心臓部であったシルクレイ製造機が故障してしまい、最大のピンチに追い込まれた「こはぜ屋」。窮地に立たされた上に、銀行員の坂本(風間俊介)からは「会社を売らないか」と提案され、宮沢(役所広司は「100年続いたこはぜ屋の暖簾を手放せというのか!」と怒りを露にする。
陸王の生産を再開するには、シルクレイ製造機の造り直しは必要不可欠だ。そのためには高額の資金が欠かせないが、現状はどうすることも出来ないでいた。そんなとき、こはぜ屋に出入りするドライバーの江幡(天野義久が、近々開催される市民駅伝に参加しないかと話を持ちかけた。陸王を履いて参加することで、宣伝にもなるというのだ。その提案を聞き「そんな場合ではない」と言い放った宮沢だが、わずかでも「陸王」が人の目に触れることで、興味を持ってくれる人が居るかもしれないと思い直し、自分と江幡、そして大地(山﨑賢人)安田(内村遥)、そしてあけみ(阿川佐和子とチームを組み出場を決意する。果たして、大会の結果は?
一方、こはぜ屋の買収を画策する「フェリックス」の御園社長(松岡修造)はどう動くのか? その真意は!?(公式ホームページから引用)

 

<目次>

 

2.【陸王 第8話】ネタバレ

8話は今まで積み重ねてきたことを、全て失う、最大級のピンチが訪れます。そこに現れたのは太陽神こと松岡修造が、演じる「フェニックス社長 御園」。いつもと違って熱さを押さえた演技でした。さて、御園は敵か味方か。

 

①風間からの「フェリックス」買収の話

「第7話」の最後にフェリックスからの買収話が上がりました。宮沢社長は激怒します。その怒りを家庭まで持ち込みら息子の大地に、「村野飯山もこはぜ屋の人間じゃないから、100年の暖簾を降ろすということがわからない。」と愚痴をこぼして言いあいになる。

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②赤字転落

月200万円の赤字。村野飯山との契約費用約100万円が最もつらい赤字。宮沢は飯山に顧問契約を打ちきる話をするため近くに寄ると、フェリックスとの会話が聞こえてくる。飯山に「シルクレイ」を売るのかと尋ねる。飯山は「俺を雇い続けることができるのか。」と言われ、返す言葉を失う。

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③茂木とコーチの言葉で「陸王」をつくる原点回帰

陸王の代わりにRIIをすすめる。「どの靴を履くかは自分できめる」と言う茂木だが、会社の方針が代わり、来年からスポーツ部が縮小になることを知る。茂木を訪ねる宮沢、「陸王をもう作れなくなる」ことを伝える。茂木は「本当はまだ、少しあきらめきれない。いつまで現役で走れるかわからないけど、僕はまた社長の作った靴をはきたい。」と言う。

コーチが宮沢に寄ってくる。「会社はなんだかんだ理由をつけて選手たちを切ろうとする。人間は原始から走ってたのに。あいつらまだ、走ることが生きることなんだ。そんな選手たちの気持ちが、あんた本当にわかってたのか。」この言葉が、宮沢に「行田マラソン」にでてみようという気をおこさせる。

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行田市民マラソン

宮沢が、「こはぜ屋」従業員に、皆「陸王をはいて皆で走らないか。」と提案。「ここまでみんなでやってきたをんだから、ひとつくらい前向きなことがあっていい。」43チーム中、10位入賞で地元紙に写真とインタビューがのるので、そこに希望を託す。

 

練習の末、行田市民マラソンに参加。しかし、安田が脚をいためる。そこに、坂本が登場し、「僕に走らせてくれませんか?僕も皆さんと一緒に走らせてください。」と言い、代わりに走ることになった。坂本はアヒルみたいな変なフォームだった。江幡に「陸王つくるときから」走り方を教わっていたことを、宮沢ははじめて知った。宮沢の番になると、脚をくじいた人をおぶって、遅れてしまう宮沢。あけみは「それでこそ社長だよ」と言う。しかし、その後に大地ごぼう抜きするが、辛くも11位で終わる。しかし、皆清々しい。

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⑤フェリックス買収を断る

宮沢は、フェリックスの買収話を、坂本に断りる。坂本は、飯山がフェリックスに「シルクレイの契約」を断ったと告げる。坂本は「飯山さんは、あきらめていない。フェリックスからの買収話は飯山さんが社長に、託した最後のチャンスなんですよ。」と意外なことを言う。宮沢「不思議だよなただ走っているだけなのに、こんなおっさんが幸せな気分になるんだから。やはり陸王をつくり続けたい。合わせてくれないかな、御園社長に。」

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豊橋国際マラソン

 豊橋国際マラソンで、茂木は、いい走りだったが、8000M以降は、着地がみだれよい結果はだせなかった。原因はシューズのせいだと言うコーチ。

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⑦宮沢とフェニックス社長との対談

御園が現れた。穏やかで紳士的な雰囲気だ。宮沢「うちを、買収して御社に、どんなメリットがあるのか。」御園「御社の技術力です。」宮沢「それはシルクレイのことか?縫製技術のことではないよな。」御園「はじめて陸王をみたときは驚いた。はきやすくて、軽くて、丈夫。最初は技術部門にシルクレイに似たものをつくれと依頼した。最初は小さな会社が作ったのたまから、自社でも作れると思っていた。しかし、5年以上かかるという解答だった。」つづけて、「宮沢さんは、こはぜ屋の社長はそのまま続けていい。タビの技術はをいかした、高級ラインに生かすこともできる。3億すぐに投資できる用意がある。私はあの素晴らいシルクレイを開発した飯山に、敬意を表する?その飯山が、信頼するあなたとならば前向きな、ビジネスが、できると思う。」宮沢「お願いします。」と頭をさげる。宮沢が帰ったあとに、御園「あとひとおしだな。ふふっ。」

 

TO BE CONTINUE 

 

 

3.【陸王 第8話】ブラック名言 優秀な名馬には優秀な当て馬が必要だ。

 

今回は、ピエール瀧演じるアトランティス小原部長が放った、ブラック名言(迷言)が印象に残りました。茂木に執着するのは、毛塚の当て馬にして話題性を高め、アトランティス製品を販売するため。ここまで非情になるるのはビジネスマンとして、逆にすごいのかもな。でも、やり過ぎて敵をつくるのはあまり賢くはないですね。